主人公‘‘ゲオリク・ザベリクス’’は国王ハードランドの主治医だったが、
今は現役を退き地方貴族の地位に甘んじていた。
ある日、ゲオリクの留守中、リリスは不幸にも魔女裁判にかけられ、首から下を切り落とされてしまう。
駆けつけたゲオリクによって、助けられるが、首だけのまま生きる事となった。
ゲオリクは、様々な少女の体を繋ぐが、免疫抵抗の関係でうまく繋げなかった。
錬金術の中で「ホムンクルス」と呼ばれる人造人間がある事を知る。
ホムンクルスを使えば、免疫抵抗の無い素体を作る事が出来る。
しかし、ハードランドは魔術や呪術の類が溢れる近隣諸国の中、
真っ先に産業革命による近代化の恩恵にあずかり、諸国を退け巨大大国に成長した国家だ。
国中で魔術や錬金術を禁止し、続けるものは死罪や国外追放など、強引な国策を取っていた。
ゲオリクがホムンクルスの研究を行う行為は、死罪に値する。
しかし、リリスの為に、国家に逆らい、自ら研究に身を投ずるのだった。
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